2012年2月9日木曜日

防水スプレー フッ素系とシリコン系

このブログは、自分の便利帳にもしているのでメモ的な書き込みにも使ってしまう。

特に冬場、防水スプレーをよく使うのだが、フッ素系とシリコン系の違いを調べてみた。

並んで売られていたら迷います。

簡単に言うと
フッ素系
 繊維にくっついて水を弾く効果を出す。
 通気性は、保たれる。
 効果の持続は、短め。
 原料費が高いので値段も高め。

シリコン系
 表面に皮膜を作り繊維の隙間を埋める
 生地の通気性や透湿性は、ほぼゼロになる
 効果の持続は、長め。
 安い。


シリコン系が怖いのは、
通気性がなくなってしまうこと。
ということは、
ゴアテックスのウェアは、意味無しになるし
テントに吹き付けた場合、酸欠になってしまうということ。


防水スプレーについては、正直なところ興味なしだった。
モノポイントのクランポン欲しい...。ブラックダイヤモンドのスティンガー...。と道具について調べるほうが楽しいし。
知らずにゴアのウェアや登山靴にシリコン系を使ったことがあるが、まずかったのね。


フッ素系なら心配ないさというわけでもなさそうだ。
スキーワックス、フライパンのテフロン加工、歯磨き剤とフッ素が使われている。
滑りやすくしたり、汚れを付きにくくする。
そうすると雪山で着用するジャケットにフッ素系スプレーを吹きつければ、滑落したとき止まらないということになる。


たかが防水スプレーと思っていたが、なんだか、深い話になってしまった。


「防水スプレー フッ素系 シリコン系」で検索すれば、たくさん出てくる。
ネットの弱点は、
根拠があいまいなままに誰かが言っているからあるいは、
複数の人が言っているからで信じてしまうこと。
そこでもうちょっと調べてみたら、
アウトドア用品のCAPTAIN STAGさんのサイトに説明があった。

以下は、CAPTAIN STAGさんのサイトからのコピペ
そのほかの違いもわかります。

http://outdoor.p-life.co.jp/qa0020.html

防水スプレーの撥水剤について
防水スプレー(厳密には撥水スプレー)に使用している撥水剤には「フッ素系撥水剤」と「シリコン系撥水剤」の2種類があります。これらのおおまかな特徴は以下の通りです。


フッ素系撥水剤

名前の通り撥水性能を持つフッ素樹脂を主成分としたものです。
このフッ素樹脂は樹脂本体に水や油になじまない腕(イメージではトゲ状)を
持っており、繊維や皮革の表面に樹脂本体が付着して、素材表面にトゲが毛羽
立った状態を作り出して水や油をはじきます。びっしり毛の生えた毛皮の表面
で水滴が丸くなり染み込まないイメージです。フッ素系撥水スプレーの処理後
にアイロンをかけると効果が増すのは樹脂本体が繊維などの表面により密着
し、トゲの毛羽立ちが良くなるためです。
しかしながら、繊維や皮革の表面に付着しているだけなので擦れたり、汚れが
付着したりするとフッ素樹脂が剥がれ、効果が落ちやすい傾向があります。
また、撥水剤用フッ素樹脂は肺に入るとそのトゲで肺の細胞に悪影響を及ぼす
ため、過去の事故などをきっかけに防水スプレーの安全確保のため、設計方法
や使用方法などを定めた「防水スプレー安全確保マニュアル作成の手引き」
(厚生労働省医薬食品局化学物質安全対策室)が作られ、防水スプレーは必ず
その指針に従って作られています。
水・油 ⇒ 撥水効果あり
摩擦などの影響で剥離しやすい ⇒ 持続性が弱い
生地の変色などの影響は少ない。




シリコン系撥水剤

シリコン系撥水剤は撥水性シリコン樹脂を主成分としたものです。フッ素樹脂
とは異なり、繊維の表面を水とはなじまない膜でコーティングすることで水を
はじきます。ワックスを塗った表面が水をはじくイメージです。樹脂本体が油
性のため油をはじく効果はありません。
効果の持続性は付着型のフッ素樹脂より接触面積の大きいコーティング型のシ
リコン系の方が多少良い傾向があり、シリコン系は多少染みこむことでも持続
性を上げております。しかしながら皮革製品ではこの染み込みがシミの原因に
なるため皮革製品用ではフッ素系の方が多く使われています。
尚、肺に対する影響はフッ素樹脂ほどではございませんが、肺まで吸い込むこ
と自体有害であることに変わりないので、シリコン系防水スプレーもフッ素樹
脂同様に指針が作られております。
水 ⇒ 撥水効果あり  油 ⇒ 撥水効果弱い、もしくはほとんど無い
剥離しにくい ⇒ 持続性がある  噴霧面積も広い

油成分で表面に吸着しやすいので生地上で白濁したり、表面が変色したりする
場合がある。


※以上の特徴はあくまで一般的なものです。各製品毎の仕様、対象素材、使い方によってその性能が変化しますのでご注意ください。
 特にフッ素系、シリコン系問わず吸い込むと人体に対して有害ですので、必ず使用上の注意(表示)を守って使用することをお願いいたします。





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