2012-10-14

121014 谷川岳オキの耳東南稜マルチピッチ

2ピッチ目終了点 ナイスなおっさんふたり

天神尾根は紅葉

朝5時会の駐車場に集合
メンバー僕その他合計6人

指導センターにより計画書を提出し、

7:19
ロープウェイを降りて天神尾根を歩き出す。
ロープ、ガチャ、使う可能性ほぼなしのハンマーやカムを背負って重い。
普段山歩きしてないのでつらいが、男たるもの何が大事かについて真剣に話し合いながら登る (^_^;)。

9:00
ゴムホースのところから下る。
トマの耳を下りオキの耳の登り返しのところまで行くと肩の小屋まで水を引いている黒い太いゴム管が登山道の脇から出ている。
そこからマチガ沢に降りるとすぐに肩の小屋の取水口近くの懸垂下降の支点に到着する。
ハーネスとメット、ガチャを装備して懸垂下降で降りる。
50mロープ2本を結んで
3ピッチ半(3ピッチと最後に50mロープ一本を折り返して約10m)で降りたが、
本来2ピッチ半で降りられる。
10:52
懸垂で降りてから東にトラバースして岩小屋を抜け取り付きに到着。
ここで3人のパーティーに会う。
なんと昨日黒岩にいた人達だ。
5時30分に出発し5時間以上掛けてマチガ沢を詰めてきたという。
60代から70代に見えるのにすごい体力。脱帽。
僕達の方が若いのにロープウェイを使い、上から懸垂で降りるズルをして恥ずかしい。
休んでいたので挨拶をして先に行かせてもらう。

取水口で準備

懸垂で降りる。














懸垂終了して見上げる

岩小屋を抜ける












11:25
1ピッチ目先行のすーちゃん、ふかちゃん、はたやん組が出発。
凹角の一番深く入り込む
11:50
続いて1ピッチ目を僕がリードですっぱーつ。
左凹角ガリーの一番深いライン。
岩は、年中濡れたままでオイルを塗ってあるようなスベスベヌルヌル感たっぷり。
ここは、錆びたピトンで支点を取り、脆い岩を掴んで登るアルパインのクラシックルートで
フリーのルートではないのだから、躊躇なくグチョグチョのヌルッとしたスリングを掴みまくりであっというまに終了点まで到着。
前のパーティーがまだいたので4mほど右のピトンで支点を取り、フォローに登ってもらう。






2ピッチ目
2ピッチ目は、1ピッチ目の終了点から左よりのガリーをそのまま直上し少し右上。
ここから、
a.さらに右に行き目の前の岩の右側面に出てしまうルート(去年のルートで一番簡単)。
2ピッチ目左を登るかフェイス直上か
b.直上。東南稜の岩稜帯の真ん中ルート
c.左上して東南稜のリッジに出る。みるからに脆そうな石だらけ。

前のパーティーは、はたやん初めてのルートだが、真ん中ルートを直上した。

僕たちのパーティーは、まっちゃんリード。
先行と同じラインを取る。
先行パーティーのフォローが登り始めたので下で待ってもらっていた3人パーティーにOKですと声を掛ける。
まっちゃんが登り上げるまでの間に3人パーティーが追いつく。

2ピッチ目東南稜のど真ん中
先行パーティーのリードが3ピッチ目を苦労しているようで3ピッチ目スタートの支点(2ピッチ目の終了点)がなかなか空かずしばらく待つ。
さすがに日陰は、長袖のカットソーでも寒い。
手もかじかむのでビレイ用グローブをはめて待つ。

フォロー2番手さとうさん。左サイドのガリーから。
3番手僕は、左奥のガリーからではなく支点を取った右側からフェイス直上。
次のパーティーの3人から「ほーっ、そこやんのかい。」と声を掛けられるが、
やってみたら、ぜんぜん難しくない。
むしろ濡れてないのでこっちの方がいいかも。
2ピッチ目は、斜度が起ってきて引くとはずれそうなホールドが出てくるので少し怖い。
先行で登っていったみんなが岩が落ちるかもと声を出していた。



3ピッチ目
3ピッチ目凹角を行くです。
3ピッチ目のスタート地点は、トマの耳の頂上から見える。
トマの耳からまきちゃんに「アニキー」と声を掛けられる。うれしや。
3ピッチ目は、左上するとリッジに出てそれが、簡単でもっとも一般的。
ところが、先行のすーちゃんが、クライマーの意地とかでここからまた直上の凹角ルートをとる。
僕的には、左に行って稜線に出る楽ちんルートの方が、登山道を歩いてる人達からもよく見えておススメだったのだが(基本クラシックルートは、難しいところに手を出す気はないので)、
サトウさんも同じラインをやるという。
彼も過去にイレブン台は登っているので意地があるのだ。
苦労しながら登り上げる。
ここもフォロー3番手で行ったが、
3ピッチ目工夫して登ってます。
最後の抜けでスタンスがとぼしいのでスメアで引きつけて上がろうとしたところ
左手で引いたホールドが、ズボッと抜け、煉瓦ぐらいのサイズの石を3つほど落としてしまった。
下に次の3人パーティーがいたので「ラクー」と大声を掛けて回避してもらう。
東南稜は、谷川岳でもグレードは低くて入る人も多いので
おおかた崩れそうな石は、除かれていそうなものだが、
ちょっと違ったラインを取るといまだにこんな状態である。
3ピッチ目凹角直上は、ある程度のフリーをこなせるクライマーなら登れるが、ホールドが脆いので落石に要注意だ。
当然のことだが、落とす方もまったくその気はなく力を掛けた瞬間に抜け落ちてしまうので100%回避は無理。
トマの耳が見える。
こういう危険な岩場にはいっていることを覚悟して回避するしかない。

へたをすれば、石と一緒にクライマーごと落ちてしまい、しかもピトンでは、墜落の衝撃に耐えられるか不安である。
アルパインクライミングには、フリークライミングでは考えられない危険が伴う。フリーのようにクライミング能力のみを高めることに徹することはできない。

ともかく後続のパーティーにぶつからなくてよかった。

アルパインクライミングは、悪いことばかりではない。
大自然の高度感を味わえる。
これこそ本来のクライミングではないかと思う瞬間である。

東南稜は、景色よろし。
ここから4ピッチ目は、稜線通しにロープ無しのフリーでも行けるが、
そのまま引いてもらって終了点まで行ってもらう。

4ピッチ目を終わるとここでほぼ終了。
もうひとつ岩を登れるが、登ってもすぐ終わり。

どうするか相談したが、もう一つ登ってもたいしたことはないし何より時間がおしている。
ここでロープをまとめてアプローチシューズに履き替えて草付きをトラバース。

4ピッチ目の後の岩登るかどうか迷った。

4ピッチ目を終わって終了













14:00
登山道まで出て終了。
登山道には、たくさんの登山者がいてびっくり。
一番いい時季なので混み混みなのだ。
登山道の脇でハーネス、メット、ロープ、ガチャをしまう。
トマの耳によって写真を撮って西黒尾根をスッタカター。
西黒尾根は、一般登山者は、ほぼいないのでガラガラ。

16:30
指導センターにより、下山の報告をして駐車場に着く。

荷物を軽くするためにカロリーメイト二箱とQBBのベビーチーズだけだったので腹ぺこぺこ。
飲み物は、結局1リットル飲まなかった。

登山道にはわんさか。
紅葉の西黒尾根を歩いて降りる。
















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