2013-08-03

130802 フォローの確保

所属している山岳会の事務所に設置してあるロープワーク練習ボードを
使って新人向け説明しているところを撮ったムービー。

フォローの確保は、いろいろなやり方があってこれがその状況やその時に保持しているギアによっても変わってきます。
唯一これが正解というものは、ありません。
これは、初めての人に向けてやったものです。



※ 解 説 ※

デイジーチェーンのセルフを先にしています。
デイジーチェーンを使わずメインロープのみを使うこともありますし、
デイジーチェーンには、欠点もありますが、
とにかく初めての人が簡単にセルフをとることを優先させています。

デイジーチェーンのセルフの次にメインロープを使ってインクノットでセルフビレイをします。
あくまでもセルフビレイは、メインロープが主役でデイジーチェーンは、バックアップです。

次に流動分散でフォロー確保のセットをします。
ここでは、2カ所のハンガーともに
しっかりした強度、同じ両手を挙げた高さというもっともやりやすい状況を想定していますので
流動分散を採用しています。

流動分散のスリングに安全環付きカラビナをセットしATCガイドの向きを自分の方になるようにセットします。

1分29秒あたりから、ロープを引き上げ始めています。
実際は、引き上げる前にビレイヤーに向かって
「ビレイ解除!」と伝えここの時点でビレイを解除してもらいロープを引き上げ始めます。
ATCガイドをセットしてからロープを引き上げたのは、
引き上げた後にすぐロープをセットできるからです。

ロープを引き上げたら、声がかからなくてもロープは、引き上げられなくなりますが、
岩角に引っかかっている場合もありますので下にいるクライマーが、
「青ロープいっぱいです。」「赤いっぱいです。」というように声を掛けます。
声を掛けるときは、相手に伝わるよう相手を向いて声を出すことです。

ロープをいっぱいに引いたら、フォローの確保のためにロープをセットします。
フォローのクライマー側が、ATCガイドの上に出てくるようにセットします。
こうすることでクライマーが墜落した場合、
ロープが上からかぶさって下のロープを押さえつけますので
極端な場合手を離してでも止まります。


0 件のコメント:

コメントを投稿