2014-12-28

141228 八ヶ岳中山尾根

中山尾根ルート

朝4時
起床

5時30分
赤岳鉱泉を出発

6時47分
中山尾根取り付き
STさんが、リードで取り付くためのラインを下から探す。

この間に次の3人パーティーが来てさっさとスタートした。
すでに中山尾根をやっているとのことで迷いなく登っていく。

下部岩稜帯1ピッチ目

これでライン取りがわかったので
ふたつ上のハンガーボルトは、使わずに右上して右の凹角沿いに行った。
我々もSTさんリードでスタート
薄手のグローブのためあっという間に手がかじかんでしまい、
レストを入れつつ登り上げる。

自分が、フォローで続いたが、
今までの、赤岳主稜、石尊稜、阿弥陀北稜より難易度が上がっていることを実感させられる。
ホールドが丸っこいためゆるくしか持てないのだ。
1ピッチ目からいきなりこれをリードで登るのは、きつかったんではと思わせるほどムズイ。

すぐに息が苦しくなる。
気管支が冷気でやられたようだ。
この後、ずっと胸が苦しいままの登攀が続く。

2ピッチ目自分がリード
左にまいて草付きと岩を直上し最後草付きがあったが、迷わず直上。
人気ルートなのでハンガーボルトは、あるが、基本少ない。
草付きは、巻いて登るルートということだったが、
途中から草付き斜面を見下ろすと、
結構急斜面に雪が付いていて滑り落ちる恐怖に耐えなければならない。
アックスを差し込んで登ればいいのだろうが、
自分的には、ゆるいホールドでも岩の方が、いい。

下部岩稜帯2ピッチ目

2ピッチを登り上げたら下部岩稜終了
雪稜となり、ロープを巻いてコンテで行ったが、
かなり急斜面で草付きにアックスを差し込んだりしなければならず、
ここをコンテ?となる。
スタカットに切り替えるまではしなかったが、
ひとりずつ伸ばしては巻いて確保してを部分的にする。
途中何カ所か立木にスリングが巻いてあったので
この雪稜もビレイを繰り返しスタカットもしているようだ。

10時24分
上部岩壁1ピッチ目
ここが中山尾根の核心ピッチのハング越えがあるところだ。
自分がリード。

中間の緩傾斜地点にハンガーボルトが打ってあり、そこから斜度が起ってハングが見える。
フリークライミングならここにハンガーボルトがあるのだが、
ここは、アルパインクライミングのルート。
ハングのすぐ下には、茶色に錆びたリングとやせ細ったハーケンなので信用できない。

ハンガーボルト以前、支点等何もないところを登るのが当然なのが、
アルパインクライミングだから何もないよりはマシ。

下から見てムーブをこんなもんかなあと解析し登り出す。
ハングのガバをつかんで少しばかりのけぞる。
右手で引き付けながら上体を持ち上げて
左足をハイステップしてアイゼンの前爪を引っかける。
そのままハングをのっこす。

うまく抜けられたので
フリーじゃねえんだ、アルパインなんだよとハングにボルトは、なしでもよしとする。
しかしなあ、八ヶ岳中級バリエーションルートでハング越えとは、上級になったらどうなんの?
まさか手袋でハングで両手ブラか?

上部岩稜帯1ピッチ目ハング
上部岩稜帯1ピッチ目


上部2ピッチ目草付き混じりの岩稜STさんリード
下からみると簡単そうだが、いやらしい、しょっぱい、やっぱ中山尾根グレードあるなあと実感。
雪の草付きにアックスを刺して引き付けるのだが、
雪の下は、ほんとは、どうなってんだかわからないため
もしかして、あっさり抜けるところに打ち込んでたらどうすんの?
みたいな恐怖感でとてもいい気持ちにはなれない。

3ピッチ目
自分的には、上部岩壁は、2ピッチでおしまいと思っていたらまだあったの?
で順番的に自分がリード
ここでライン取りを間違えてえらいことになってしまった。
自分的には、難しいところにトライする気はなく凹角を直上していったが、
抜け口が雪のベルクラで信用できない。
二度ほどトライしたがあきらめる。
リングボルトからクイックドローを外してクライムダウンだが、
失敗したら5メートルほどフォールだ。
覚悟を決めて下るが、
その時に左のカンテに錆びたハーケンとハンガーボルトを見つける。
どうやらここに支点を取って岩の左側面にラインを変えるのだった。
登り返して左に出て岩稜帯の岩をつかみながら登り上げる。
最後にリッジをのっこして上部岩稜帯3ピッチ目終了。

上部岩稜帯3ピッチ目


13時20分
ここからトラバースして縦走路に出る斜面。
最後のトラバースをSTさんにリードしてもらい
フォローで付いていき、中山尾根終了。

縦走路に抜ける最後のトラバース


下部1ピッチ目は、先行パーティーのライン取りを参考にできたが、
先行パーティーは、とっとと行ってしまい、
経験者のいない我々は、ずっと自分達でライン取りを解決しながらで予想より苦労させられた。
まあ、これこそが、本来のチャレンジと登れたから言えるのでした。

17時50分
ヘッドランプを点灯し
美濃戸口駐車場着


いいお天気で何よりでした。








0 件のコメント:

コメントを投稿